就労ビザ（技術・人文知識・国際業務）に必要な学歴について
就労ビザ（技術・人文知識・国際業務）に必要な学歴については、 大学若しくは専門学校を卒業している又は実務の経験がある必要があります。
学歴要件
大学（短大を含む）を卒業
大学は日本・海外の大学どちらでも構いませんが、専攻内容と就職する会社での職務内容が一致していなければなりません。
卒業証明書や成績証明書で本人の専攻内容を確認し、職務内容と一致する事が条件となります。
専門学校を卒業
専門学校の場合は日本国内の専門学校である必要があり、かつ専門学校の専攻内容と職務内容が一致している必要があるため、大学卒業より厳しく判断される場合があるので注意が必要です。
実務経験
10年以上の実務経験が基本的に必要
この実務経験には、大学、高等専門学校、高校で当該知識又は技術に係る科目を専攻した期間を含みます。
ただし、申請人が翻訳、通訳、語学の指導、広報、宣伝又は海外取引業務、服飾若しくは室内装飾に係るデザイン、商品開発等（外国の文化に基盤を有する思考又は感受性を必要とする業務）については3年以上の実務経験があれば問題ありません。
実務経験で技術人文知識国際業務を取得する場合、実務経験を証明・立証する必要があります。
実務経験を証明・立証する場合は、実務を経験した会社から実務経験を証明する在職証明書を取得する必要があるため、過去に勤めていた会社に連絡を取り、在職証明書を必要年数に応じて取得しなければなりません。
過去に２、３社と転職した場合はその転職前の会社に連絡を取り、在職証明書を取得する必要があります。
※大学卒業（大学院含む）の方が、通訳・翻訳、語学の指導に係る業務（英会話スクールの講師など）に就く場合は、上記の専攻内容と職務内容の一致や実務経験がなくても問題ありません。
※法務大臣が定める情報処理技術に関する試験に合格、又はその資格を有するときは実務経験の条件を満たすこととなります。
